のびしろと野心と

ジャニーズWESTさんのことや映画のこと。WESTさんののびしろと野心にほれ込みました。働く男はかっこいい。

ノンママ白書とわたし

お盆は帰省やら夫が家にいたりで先週の少クラさえもまだ見られていない。

昨日、やっと濵田さんが出ているドラマ『ノンママ白書』をみました。東海テレビ制作の昼ドラが土曜深夜枠に移動したそれ。ノンママとは、子どもがいない女性のことを言うらしい。
バツイチ子なしの広告会社企画制作部長・土井(鈴木保奈美さん)。ワーキングマザーという言葉があたりまえになりつつある時代、子なしでバリバリ働いて50歳と閉経を迎えてしまった土井さんが悩んだり悔やんだり奮闘するお話のようです。
初回は、同期で独身不倫体質の大野(菊池桃子さん)と、ルポライターで既婚子なしの葉山(渡辺真起子さん)とのガールズトーク(積極的に選んだわけじゃないけど結果的に子どもを産まなかったこと)を中心にストーリーを運んでいました。

リアルタイムでツイッターを覗いてみたら、まさに賛否両論で、アラフィフのガールズトークをだらだら聞かされるのか…とか、バブル臭がいたいとか、主人公と同世代だか全然共感できない(怒り気味)とか、10代でついていけない、20代だけど響いた、とか、いろいろでした。

で、昨日出社前に見ていたら、最後には、はらはらと涙を流していました~。共感というか、なんだろう、もらい泣きかな。

鈴木保奈美さんのドラマ見るのが久しぶりすぎて、どういう演技する人だっけ?と忘れていたのですが、結構真っ向勝負な方なんですね。好感。

彼女たちはリアルバブルを知っている世代。どこかバブルを引きずる雰囲気を匂わせられるひとたちだからこそ、ドラマが成り立ってるとも思う。土井にとっては正義であり信念としてる働き方も、時代の流れとか家族構成が変化していく中で、社内の空気とのズレみたいなものが生まれているのは確か(リーダーの土井が残業するから下が帰れない、休日出勤を断れず子どもの運動会出られない)。かといって土井も省みたことはあんまりなさそう。それもそうだよね、会社は闘う場所だったんだろうから。それが正義で、そうやって結果を出して自分を励まして前進してきたんだから。

今のところ、ノンママに理解皆無のひとたちばっかりの会社のようだけど、誇張はあっても、大なり小なりそういうのはあると思うな~。
会社の規模もリアルだな。広告会社とはいえ体質は古くて、それなりに歴史はあって、中堅で、絶妙に年数のたってそうな自社ビルを持っているっぽい感じとか。
実際にはもちろん周囲の理解がある職場もたくさんあると思いますけどね。

これから山あり谷ありで、ワーママとノンママのあいだに折り合いをつけたり、正義でもあり彼女を縛ってもきた働き方から、彼女自身も解放されたりして、納得いく働き方を見つけていくのかな。そうだといいな。
初回は土井たち側からの一方的な見方と主張が描かれた感じだけど、これから変化していく物語の、布石なのかもしれないし。

番組公式サイトの鈴木保奈美さんのインタビューで

お芝居していると『このセリフで、こんな気持ちになるんだ』と思ってもみなかったことがあります。今回も、予想していたものとは違うところから感情が呼び起こされることがあって。それがおもしろかった。

とあって、わたしがもらい泣いたのもらそういうところかなと。本来の保奈美さんは既婚子持ちだけど、ノンママを理由に部下から責められたとき、自分の力で切り開いて全力で信じてきた働き方を否定された悔しさみたいなのが、全身からみなぎっていて。共感してくれる人がそこにはいない絶望もあいまって。涙を女の武器にするつもりなんかない、でも悔しさに勝てなくて泣いた自分がもっと悔しい、そういうのを疑似体験したような感じでした。

あと、わたしは緩~く妊活中なので、そういうのも少しはあったかな。結果的に子どもがいない未来というものがもしかしてあるのかな、と淋しさ半分、ぼんやり考えることはたまにあります。でも子どもほしいな〜。

なんの話だまとまらないし、濱ちゃんのことひとつも書いてない。

 

ここまで書いて、寝落ちして起きたら、濱ちゃんの『破門』出演が報じられてました。おめでとう。ずっと噂されてたけどもやっと解禁ですね。

アクションシーンがあるらしく。濱ちゃんのアクションみたいなあ、とずっと思っていたのでサイコーです。ええじゃないかの忍ジャニ版のDVDでも、『アクションやりたい!』って濱ちゃん言ってたしね(◜◡◝)うれしいな。

 

観たいなと思っていたものが叶っていく。わたしもがんばろうと思える。それがジャニーズWESTさんです!