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のびしろと野心と

ジャニーズWESTさんのことや映画のこと。WESTさんののびしろと野心にほれ込みました。働く男はかっこいい。

『海よりもまだ深く』と池松壮亮さんについて

映画 池松壮亮

『海よりもまだ深く』が田舎町の映画館にも遅ればせながらやってまいりました。2008年の是枝作品『歩いても歩いても』のキャストを一部引き継いでいる今作。
阿部寛さんのダメ元夫、ダメ父っぷりはそつなくいらいらしたけどもこれは20年後くらいにみたらまた違うだろうな〜。今作も姉婿役で、安定の元男闘呼組高橋和也さんが出ていて、やっぱりテンション上がった。キャラうまいな〜。
これ、映画館で見たいなーと思っていたのは池松壮亮さんが出ているからなのですが、ほんとうにすてきな役者さんですね〜。ちなみに朝ドラ『まれ』の弟役だった葉山奨之さんがちらっと出てるんですが、この方も来年あたり躍進しそうだな〜と思っていて、池松さんと葉山さんが同じ画面の中で演技していて、テンション上がった〜〜!
ここ2,3年の映画(なので撮影は3、4年前)の、池松さんの20歳すぎの絶妙な不安定さと色気みたいなものといったら、見ているだけではらはらするもので。
角田光代さん原作の映画『紙の月』では宮沢りえさんと不倫する大学生だったり、『海を感じる時』では市川由井さんと濃厚に絡んでいたり、『愛の渦』では乱れたパーティーのお話だったり、いろんな監督としても、あの色気を放っておけないんだろうな~。
個人的には、泥沼感のない吉田修一さん原作の青春?映画『横道世之介』とか家族を題材にした『僕たちの家族』が、映画の中で生きている感じがありありとして、ふんわり年相応の色気が漂って、好きです。(出演作全部見たわけじゃないけどね)
2014年の主演舞台『ぬるい毒』は、今年芥川賞を取った本谷有希子さんの小説が原作なのですが、19歳から23歳の間を描いた、自意識と嫌味と悪意と無関心と独善が入り混じった頭の痛くなるような作品。翻弄する池松さんと覚醒する夏菜さんがすごい。舞台の鬼気迫る迫力ってすごい。ブログで前、SexyZoneの自意識

Sexy Zoneは自意識を持て余す - のびしろと野心と

について書いたけど、そういう若さが目の前で展開されていておののく。
秋に公開される西川美和監督の『永い言い訳』がたのしみです〜〜。俯瞰が徐々に崩れていくような西川映画が大好きなので、どんなふうに池松さんを使うのか、すっごい期待しています。

『海よりもまだ深く』
映画『海よりもまだ深く』予告編 - YouTube