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のびしろと野心と

ジャニーズWESTさんのことや映画のこと。WESTさんののびしろと野心にほれ込みました。働く男はかっこいい。

『俺じゃダメなんか』系映画3選

今日も伝打伝助が爆発していてうれしい!

マンガリテラシーがないので『溺れるナイフ』についてもぼんやりなんですが、山戸結希監督ときいて、かぜん関心が!過去作見ていないのですが、ひりひりとした女の自意識みたいなものを描くのに定評があるんですよね。『おとぎ話みたい』とか気になってました。

予告編で流れた重岡さんの『俺じゃダメなんか』に白目むきまして『そうだ・・・しげちゃん、7色だったんだ・・・』と直近では2016年4月16日のラジオ『男前を目指せ』でこぼしていた言葉を思い出し、その意味をかみしめました。

そんなセリフとともに、脳裏にやきついたのがあのだいきゃんスマイル。パリピポのメイキングで『コンサート中は今を生きているゾーンみたいなのを感じる瞬間がある』的なことを言っていて、重岡さんの笑顔が胸を打つのは、その刹那にたくさんの感情がぎっしりつまってるからなのかなあと、今日、思いました。

ところで『俺じゃダメなんか』というシチュエーションって非常にぐっとくるものがありますね。『あすなろ白書』の木村さんなんかもそう。そんなわけで、私の好きないろんなパターンの『俺じゃダメなんか』映画を紹介します。ネタバレしてます。

『キッチン〜3人のレシピ〜』
2009年 韓国
監督:ホン・ジヨン
出演:シン・ミナ、キム・テウ、チュ・ジフン
優しい夫サンインと甘い新婚生活を送るモレは、ある日こっそり忍び込んだ画廊で不思議な青年と出会い関係を持ってしまう。名前も知らない彼との情事を正直にサンインに告白し謝るモレ。しかし、レストランを開店することになったサンインが連れてきたシェフは、あの時の青年ドゥレだった……。(映画.comより)
幼なじみで兄妹のように仲良しの夫婦と、ひとりのフランス帰りの自由奔放な青年が一緒に生活することになり、いろいろあって、女の子の気持ちがブレブレになっていく話。これファンタジーなんですよ、不倫ものとみせかけて。
ここでいう『俺じゃダメなんか』の立場は夫ですね。すごい頼れる大きな背中だったのが、だんだんしぼんでいくように見える。妻の心が離れるさびしさと自分に自信が持てない情けなさ。演じているキム・テウさんという役者さんがいいんだよな〜。天然女子が全然嫌味にならないシン・ミナちゃんも天使です。そして、奔放なチュ・ジフンさんですよ。うつくしい。ため息。
夫のことをヒョン(普通は男が男の先輩を慕う呼び方“兄貴”みたいな)って呼んでるの。夫婦になっても。それが良くもあり、隙でもあり。映像が明るくて、小物やインテリア、お洋服がオシャレなので、どろどろしてそうなのにしめっぽくなくて、見ていてすごいさわやかで気持ち良いです。監督は女性。なるほど。


2001年 日本
監督:市川準(原作 林真理子
出演:田中麗奈、小澤征悦
林真理子の短編小説「一年ののち」を市川準が描いた、一年限りの恋物語。彼と別れたばかりのエリコ。ある日、エリートサラリーマンとの合コンに出かけて不思議な雰囲気を漂わすタムラという男に興味を持つようになる。数日後、エリコからのデートの誘いに快く応じたタムラだったが、タムラはデートの最中にアメリカに留学中の恋人がいることを告白する……。(yahoo映画より)
一年限定で恋人になる。彼女が帰国したら別れる。そういうドライな約束だったのに、エリコ(田中麗奈)はだんだん束縛しちゃうんだよね。まさに『私じゃダメなの?』状態。タムラを演じる小澤征悦さんも、何考えてるかわかんなくて良い。原作が林真理子大先生ですから、女のヒステリックなめんどうくささはばっちりっす!『私じゃダメなの?』というめんどうなどツボに陥ってからの絶望と希望がちゃんとあるラストが良い。原作が男性だったらこうはなるまいと思わせる。


『きみに微笑む雨』
2009年 韓国
出演:チョン・ウソン、カオ・ユアンユアン
2008年の四川大地震から1年後の成都。建設会社のドンハは出張で3日間成都を訪れ、そこで観光ガイドとして働くアメリカ留学時代の友人メイと再会する。当時お互いに惹かれあっていた2人は、再び恋に落ちるが……。(映画.comより)
10年前、アメリカ留学中に知り合って、告白できないまま離れ離れになった韓国人のドンハと中国人のメイが再会するんですよ。良い感じになるんだけど、メイはどうしても受け入れられない理由があって、ドンハ『俺じゃダメなんか』状態。我らがチョン・ウソン先輩の甘ったるさが癖になるね!漂う背徳感。あと、母国語が違う2人が、完璧ではない英語でコミュニケーションとるぎこちなさがいいな。3日間という限られた時間が舞台になってるのも、潔くてすき。夢を見ているような映画体験です。
監督は日本でもリメイクされた『8月のクリスマス』(日本版は大好きな山崎まさよしさんがさいこうっす…)などを撮ったホ・ジノさんという男性。

一世を風靡した『人のセックスを笑うな』はそれぞれの思いが一方通行だけど、MVPは忍成修吾さんだったとおもうし、通じない想いって、やっぱり画的に訴えるエネルギーがあるなと思いました〜。おすすめの映画があれば教えてください(◜◡◝)

最後に予告編貼っときますね。
キッチン〜3人のレシピ〜
きみに微笑む雨